爆笑(約2名)向井秀徳 アコースティック&エレクトリックin旭川


相変わらず訳わからんおっさんのラブリーさ満載のアコエレでした。


ライブ会場前のわしの出で立ち、マスクにサングラスの怪しいおばちゃんスタイル。


わし 「このカッコでアコエレいったらやっぱ怪しい?」
M 「いんじゃない別に。ただ、恰好の客上げ餌食になりそうな気もするけどね 笑」
わし 「・・・・会場は暗いから、マスクだけでも外すか 泣」
まぁ暗いのにサングラスかけてるのも充分怪しいのだが 汗


中に入ると、おお!アコエレで物販やってるよ、今回どんなTシャツかなぁ〜?と覗いてみると
・・・・・なんだこの、メルヘンさ溢れる微妙なギャルの絵は?笑(写真参照)
前がメルヘン少女の絵に後ろがゴリゴリの字体で「MATSURI STUDIO
一体どうしたかったのかが理解不明なデザイン。
モデルは林檎か?だったらまんまでつまらんな。しかし、充分気になる存在 笑


席、一応客上げ対策に一番後ろの真ん中ゲット。それでも充分ステージは見える。


と、ここでちょっと触れておかなければいけない。それは客のマナー。


開演前に私の斜め前の兄ちゃんが火のついたタバコをじゅうたん張りの床の上に落としていた。
うっそーん、即効Mが注意。そしたらその連れの姉ちゃんがそのじゅうたんに火のついたタバコを擦り付けた 爆
思わず「え〜っ!?ま、マジすか?」と、飽いた口が塞がらない状態に 汗
そして何より何事も無かったかのような態度をしてるそのカップルに周りのお客さんも引き気味。


あのね、ひょっとしたらそのタバコに気づかないでそのままにしてたら、大惨事になってたかもしれないじゃん。
そしたら向井のアコエレも中止になってたかもしれないんだよ。
そんな客の行為で、ライブ会場のスタッフに「あのミュージシャンのファンは素行が悪いから会場貸したくない」
と思われたら、結果自分の好きなミュージシャンに迷惑かけることになるんじゃねーのか?


こーゆー奴が自分と同じミュージシャンを好きだなんて、ホントがっかりだ。


好きなミュージシャンに会える興奮で調子に乗ってしまうのは私だって同じだし気持ちわからないでもないけど
最低限の常識とマナーは守って貰いたい!  


以上!!



つーこって、気持ちを切り替え話を戻しますが。


会場オープン前にコーヒーやらなんやら飲んでしまい、すっかりトイレが近くなってしまった私。
これじゃとてもビール飲みながらライブ見れんな、でも飲みたい、でもライブも見たい。
と心の中で色々葛藤してると、会場が暗くなり向井のおっさん登場。


・・・・・おっさん、昨日のみ過ぎたんじゃない?顔浮腫んでるようなきがすんだけど 汗


そして冬が始まりそうな勢いの北海道に、夏物の帽子とジャケという夏の名残を思わせるカッコのミスマッチさ


登場からしてやるなぁ、おっさん 笑


前半、アコースティック。
もうアコギの指テクにメロメロ。おっさんのギター弾く指先は文句なしに色っぽい。
もう指だけでイケます。もしおっさんの顔にカシオマンのお面被っていても全然イケます。笑
声もザゼンと違い、艶のある伸びやかな印象。一瞬にしてまったりとた空気に会場が包まれる。


金子マリさんに作った曲「CITY」も披露。金子マリさんがこの曲をどう歌ってるのかが興味沸く。
ザゼン、懐かしのナンバガの曲も何曲かあり改めて聞くと歌詞の内容が若い
ディスコミュニケーションを書いた「ふれあい」結合しても気持ちが触れ合わないって随分乙女な歌詞だな 笑
でもナンバガの時もそうだけど、おっさんの歌詞の内容ってだいたいディスコミュニケーションなんだよね
外見おっさんなのに心は乙女。そしておっさんは至って真面目。ホント向井はかわいい人ですね。


「夏の終わりに名残を思わせつつ歌う夏の歌。悪くないね」というおっさんに
いや、だから北海道は夏の終わりどころか冬が始まりそうなんだってばよ。と
思わず突っ込まずにはいられない自分にいかんなと思いつつも、苦笑いは止まらない。笑


私が感じるおっさんの最大の魅力は「無償に突っ込みたくなる存在」だからだと思う。
そういう意味ではライブを楽しむ目的が邪道だなと思うけど、おっさんはいつ見ても最高に面白い男だと思う。
そんでそんな部分が計算なのか天然なのかわからない所がまた良い。


なんて思いながらもギターの音は心地よく鳴り響く。
いかん、おっさんの演奏に癒されるなんていかんぞ。ああ、でも気持ちよくて身を委ねそうだわ。


・・・・でもその前にトイレに行きたい 汗


う〜っ、やっぱ我慢できなかったかぁ〜。どしよぉ〜行っちゃおうかなぁ〜
と、もじもじしてたら、その思いが通じたのか(こんな通じ方もどうかと思うが)前半ライブ終了。


即効トイレに駆け込んですっきりと後半エレクトリックへ。



いや〜アコギもいいけどエレキのおっさんも捨てがたいよなぁ〜相変わらずの一人上手 笑
おっさんが織り成す様々なエレキの振動があれよあれよと一つの音楽になるのってホント、見てるだけで楽しい。


でも今回はサンプリングもやや控えめでシンプルな感じ。
だからこそ歌が引き立つのか、やっぱ「自問自答」は身震いするほどかっこよかったっす。
「NEKOMACHI」も抑えてた歌い方から一気に盛り上がる間奏のメリハリにやられた
あ〜ん、それからねぇ〜「性的少女」やってくれたんだけど、これむちゃくちゃよかったぁ〜!!
この脳髄の奥の奥まで差し込んでくる感覚に許しを乞うても容赦ないエレキの音にもう服従。笑


あ、そんでやっぱ「KI・MO・CHI」で客上げしてたね。
今回はアンコールじゃなくて、真ん中に持ってきたとはそうきたか 汗
女の子に一礼して手を差し出す紳士な向井になぜか爆笑。
女の子いじってるおっさん(言葉になると卑猥だな)はやっぱどっかズレてんだよねぇ〜
そして女の子は目がハートだし 笑 でもそんな感じがセットになってこそ客上げはおもしろい。


今回は確信持って客上げ対象にならんのわかっていたから、素直に楽しめました。


あ、そうそう。今回おっさんのお気に入りリフレイン「フェードアウト」
その言葉どおり例の吸殻落とした兄ちゃんも
酔っ払っていつの間にかライブ中にスタッフに摘み出されフェードアウトしてました。笑


アンコール。こんがらがってるレゲエバージョン
でた!おっさんマイク持ってるよ、客とレスポンス。ちぇけら(指付き)にMと爆笑
しかもレスポンス、自分で広げたにも関わらず、まとまりきれない状態になってる・・・・笑
その姿に益々爆笑。いいぞおっさん、そんなあなたが最高に今輝いてみえるっ!!


そしてついに、堪らずおっさんも噴出してしまう。
あ〜あ、おっさん笑っちゃったよ、最後までやりきれよぉ〜 苦笑


つーこってなんかグダグダで終了。うちらは笑い止らず。


結局ライブ中に飲まなかったビールをライブ後に一気飲み


酒入った勢いで「やっぱあのメルヘンTシャツ買うか」ということで帰り際物販に立ち寄る。


M 「これって売れてるんですか?」
物販の兄ちゃん 「えっ!?えーと、う〜ん、・・・女の子がかわいいって言ってました」
わし 「まじで!?これ、売れてんだ?」
物販の兄ちゃん 「いや〜売れたり売れなかったり・・・・」


物販の兄ちゃん、売る気あるのかよ 笑 
自信持ってアピールしないとこが素直でグーです。


なんて会話しつつ、MとTシャツ広げて「でも着るとかわいいかもねー」とか言ってたら
物販の兄ちゃん 「その絵の女の子は安室ちゃんだそうです」
Mとわし 「はぁっ?この絵安室ちゃんなのっ!?・・・・・一枚ください(笑)」


安室ちゃんと聞き即効購入決意


だってマツリスタジオなのに安室ちゃんなんだよ。わけわからん。
そういわれれば似てなくも無いが、どっちにしても微妙は微妙。苦笑
でも、安室ちゃんのライブいったってこのTシャツ買えない。これは買うべきでしょ。


いやー最後の最後まで笑かしてくれるわ向井。


黒の安室ちゃんTシャツを買って、大笑いしながらそのままその辺の居酒屋へ
あまりにも面白すぎて思わずビールやらチューハイやら飲みまくってしまった 汗
酒入って益々テンションが下がらない状態でホテルへ戻る。
部屋に入って早速Mと安室ちゃんTシャツを着てみる。


・・・・・これが意外に着たらかわいかった。汗


なんだかんだとこうやっておっさんのペースに乗ってしまってんだよねー


やはり向井秀徳恐るべしと改めて思った一日でした。