原作は、実写が終わるまで見ないほうがいいかもな。
二ノ宮 知子 「のだめカンタービレ」1〜16巻
わし、実はこの漫画、バカにしてました。
だって、なんかこの漫画の人気が「NANA」と被ってしまって
どうせ「音楽大学での恋愛ループもの」だと勝手に思っていて、軽く見ていたんだけど
なにげにドラマ見たら、全然内容がそんな感じじゃないし、意外とテンポ良くておもしろく
偶然職場で回し読みしてたので、それに便乗。
すいません、参りました。私が間違ってました。汗
一巻読んだだけで、すげーおもしろかった!
こんなにも軽快でテンポよく登場人物も魅力的
演奏場面はきちんと魅せて、次の展開が気になる漫画だったなんて!!
のだめと千秋の距離感もいい、意外に早くくっ付いたのはびっくりしたけど
くっ付いてからも前と関係がそんなに変わってないとこが自然だし、見ていてほのぼのする。
しかし、のだめは漫画だとちゃんと主役だね。
ドラマでは全然存在感無いんだよなー、千秋の成長物語になってる。
でも、原作はのだめのかわいさが千秋の存在によってホントに引き立ってるし
そんなのだめによって千秋の頭の堅さが厭味になってないし、バランスとれてる。
でも、やっぱ原作でも千秋は俺様じゃないよ、全然。笑
なんか、「自分を俺様と思ってないと、自分自身が保てません」って感じで
意外と協調性あるし、反省するしで、どっちかというと、振り回されキャラだよな。
演奏場面もその場の雰囲気がどんな状況で巧いとか下手とかがちゃんと伝わってくる。
そこにきちんと音楽があるんだよね。
なんの曲かはまったくわかんないんだけど 汗
そんで、それがわかるのがドラマ。楽器もこの楽器がこんな音でるんだ、ってわかる。
ピアノやバイオリンは大体予想つくけど、ファゴットとか普段触れる機会ねーもんはどんな音かわからんもんな。
話も上手くエピソードのいい箇所を切ってくっつけてまとめてる。
でも、原作見てしまったら、あの巻のあの場面はもっと丁寧にとか、なぜあの場面がはずされる!とか思ってしまう 汗
特にこないだ思ったのが、千秋の元カノ、サエコが千秋とのだめのやりとりを隠れてみるシーンで
千秋がのだめに無理矢理リゾットを口に押し込むとこはもうちょっとオーバーに演ってほしかった・・・
だって、あのシーンがサエコが自分に見せることがなかった千秋の意外な一面と
それによる千秋とのだめの深い関係をわからせる場面じゃないの?それをいともあっさり流しやがって・・・・泣
そして真澄ちゃんが千秋を諦めようとするとこも、あの太鼓のシーンで終わらせてほしくなかったなぁ
真澄ちゃんはティンパ二がすごく上手な設定だからこそ
千秋と絡ませることで千秋への思いと次のオケへの必要性があったのに、
あれじゃあ真澄ちゃんのティンパ二のすごさがわからんよ 汗
とか、やっぱ原作読んでしまうとあれやこれやとうるさくチェックしてしまうのよね。汗
でも、ドラマものだめはホントに自然に似てるしかわいいし、おもしろいと素直に思うので最後まで見ると思います。
原作も、のだめがどんな方向に向かっていくのか楽しみだ。
やっぱなんでも読んでみないとわからないよねー
だからといって「NANA」はやっぱり読まないけどね 汗
もうすぐザゼンです。
なので、最近札幌の漫画喫茶を検索中。
一人だとライブ終わってから、バス乗るまで時間持て余しちゃうからねー
夜じゃ買い物もできんし、モスやマックに二時間も入り浸ってるのもなんだし
二時間くらいじゃ友達に会うこともできんし、夏なら24時間風呂とかでもいんだけどねー冬は自殺行為だ 汗
深夜までやってる本屋でもいんだけどな。
その前に、吹雪にならんことを祈る。