伊藤英明が親指に「チ」と書いてチッチキチーとかはやってないです。


年末に観てきました。


悪の教典


内容は、生徒の人気者でさわやか教師「ハスミン」が、なんか色々と都合悪くなって生徒殺しまくる話。


そんなに期待してなかったんだけど、去年映画館で観た作品で一番面白かった〜!


いやー、伊藤英明キラッキラしてたなー
「僕、新たな居場所みつけたよ!」といわんばかりの輝きだった。 笑


ハスミンが淀みのない真っ直ぐな瞳で、淀んだ瞳の生徒逹に銃をぶっ放す。
その迷いのない瞳は、「海猿」の仙崎と同じではないか!


なるほど、目的の為に危険を厭わないのは、善も悪も一緒なのだな。
海猿」も度が過ぎれば「人を殺しても人命救助したい」ということだ。
じゃあこれはひょっとして、「海猿」の続編なんじゃないのか!? 汗


まぁ実際「海猿」の度が過ぎて原作者にキレられたのは局なんだけどね。
しかし、そう考えると伊藤英明はすごく良いタイミングで役柄をシフトチェンジしたよね。


しかもハスミン、かなり魅力的。
今まで伊藤英明に関して感情が「無」だったけど、
役柄によってこんなに色気を感じるとは。
やっぱ俳優さんて役柄あってなんだよなー


キャスティングといえば、
全体的に灰汁の強いメンバー揃い踏みだったけど
そん中でも毎度眠そうな目をしてる染谷くん良いね。
「告白」に出てた男の子もいた。
それこそ、女の子に告白しようとして、ハスミンに邪魔されてたけど 笑
あと、ゲイ役の林くんがサービスショットしてたり
セクハラ教師役の山田くんが「利きパンツ」してたな。
山田くん、ホントこういう役好きだよねー 笑


この作品、原作は読んでないけど
ハスミンが平然と殺人をやるのは、思考の欠如した人格破壊者で
全てが自分の都合の上で成り立っているからなんだけど


映画では、ハスミンの両親を始め、とにかく人を殺していて
でもそれは、決して快楽殺人ではないという、
そんくらいのざっくりとしたハスミン情報しかでてこない。


でも、多くを語らないほうが
ハスミンを一層得体の知れない不気味な人物にしていて怖さが増す。


甲斐甲斐しく生徒の相談にのるハスミンも
次々に生徒を殺していくハスミンも
ラストのハスミンの行動も
全部ホントかもしれないし、全部ウソかもしれない。


何より、どんなに丁寧にハスミンを描いていても
これだけの殺戮を繰り返すハスミンを、簡単に理解できるものだろうか?


だから私は、自分の想像の範囲内でハスミン側に寄り添い
ただ殺されてく生徒を観て、自分なりのハスミン対策を練ってみる。


あれ?これは三池監督に試されてるのかも? 汗
あらかじめプログラムされたゲームでもなく
親切に解説された小説でもない。
自らが考えた、生き残る為のシュミレーションで
果して、私はハスミンから逃れられるんだろうか?


うーん、勝てる気しないな。 汗



マック・ザ・ナイフ」かっこよかったなー
ちっちちーちっちちー♪



そうだ、この映画で「ひまわりと子犬の7日間」の予告観た。
おー、若林ホントにでるんだー 笑


と、いえば。この映画のスピンオフみたいな若林の役目線の本もでるんだってー


表紙の若林の写真・・・・・・あざとすぎだろ 笑


つーか、「若林ファン必読」って、ファン煽ってるの隠す気なし 汗
需要あるんだな。若林スゲー