ZAZEN BOYS "TOUR MATSURI SESSION" 札幌


に、いざ出陣。とか思いながらも、すぐに寒さに身を縮ませる。汗
コート着ててもすげー寒い。なのにお客さんの中には気合が入ってて半そでの人も。
私は寒くなったらすぐトイレ近くなるから、はよ中に入りたぁ〜いとか思ってると、意外にすぐ入場してくださいの声が。


よしよし、二列目ゲット。ほほう、つい先日にZEEPの会場見た後だと、ペニーレーンが狭く感じますね。
でも私はこのくらいの広さでのライブが好きだ。つーかもっと狭くてもいい。

なんて思いながらBGMを聞いてると、まるで本人達が演奏してるのかと思わせる、ものすごくザゼン風味な音楽。


そして恒例のお客さんチェック。
はら〜今回男性が多いですね。やっぱ女性ファン少なくなったのはアヒト抜けたから?汗
おっ隊長!サンボマスター系数名発見!ラーメンズ片桐系1名発見! 笑
やっぱメガネ率多し。でも前回は黒ぶちが多かったのに、今回は向井のおっさんのようなメガネが多い


やっぱザゼンのファンっておもろいな。とか思ってると


向井のおっさんを筆頭に、ざぜんメンバー登場。


お〜アヒトいないと、さすがにこのメンバーむさくるしーなー 笑

町田のヤンキーの髪むさいな。新ドラム笑うと幼くてかわいい。お、カシオマンの服前回と同じだ。


・・・・・おっさん、メガネにグラサンだ 汗


そして一発目「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」
ドラム、見た目そんなに強く叩いてる感じじゃないのに音がすごく重い。身体にズシッとくる。
これは楽器に疎い私でもわかる。やっぱ人によって音は違うもんなんだなぁ〜。


それから「HARD LIQUOR」「USODARAKE TAKE2」と一気に畳掛け
新曲もバラード系3曲。後は順不同で「COLD BEAT」「SEKARASIKA」「CHIE chan's Landscape」
「COLD SUMMER」「開戦前夜」「WHISKY&UNUBORE」「TANUKI」等々


音が前回よりも乾いてるというか、鉄パイプでキンキン鳴らしてるかのような金属音みたいに感じる。
これはドラムが鳴らすシンバルがそう思わせるのかな?
でもこの感じがすごく骨太でいい。


おっさん何度も何度も「札幌!」「ポロサツ!」と叫び、手拍子で客を盛り上げたり
訳わからんダンスや意味のないメンバーへのグラサンかけ 汗 
カシオマンカシオマン自身のお面をかぶらせてソロやらせたりといつものお茶目ぶりを発揮。


それを見て、聞いてる私の中である違和感が。


・・・・・あれ?私全然ノレてない。汗


うそっなんだこの冷めた感覚は。いつもみたいに怒涛に押し寄せる気持ちの昂ぶりがない。
だって、今ライブの真っ最中だよ!おっさん歌ってるんだよ!


・・・・・・うわ〜グル魂のライブの余韻がザゼンに勝っちゃってるよ。汗


そんな、そんな。泣 おっさんあんなに訳わかんないこといっぱいやっててラブリーじゃん
(でもラブリーさではカヲルの方がかわいい)
あんなにライブ楽しみにしていたのにぃ〜!(でも正直グル魂の方が楽しみだった)
生で聞きたかった「HARD LIQUOR」もやってくれてうれしいはずなのにぃ〜!
(でもグル魂が「OVER 30 DO THE 魂」をやってくれたのはそれよりうれしかった)


つーか比べる事ではないだろう。私ってさいて〜汗


特に新曲3曲の時くらいには完全にダレてました。汗
ああ、おっさんごめんなさい。札幌までライブにきてくれてるのに、観に来てる奴がこんな最低女だなんて。泣


しかし!そんな私の気持ちを一気に吹き消し、ボルテ−ジがぐんぐん揚がっていく曲が聞こえてくる。
「自問自答」

何度聞いても、やっぱりじわじわと切なくなってきて、夢と現の狭間のような感情があふれ出す。
うーん、自然に口ずさんでしまうわ。この曲ホントにいい曲です。


それから迷う暇なんか与えないくらいに一気にスピード感ある3曲をぶっつづけたのがすごくよかった。


なんか、勝手に見透かされてるような感覚に陥り、思わず苦笑い。
ああ、やっぱザゼンは最高だ。


そんな満足感に浸っていると、もうアンコール。
曲は「KIMOCHI」


おっさん、客に合唱させ、その後女性客だけに歌わせる。
中島美嘉のように歌え」とは、あんたも無理なこというね 笑
さて、ノッテきましたおっさん、だんだんと客に近づいてきて、だんだんと顔がなにか企んでる顔になっている。


あ。ヤな予感。汗


これはいつもの客いじりだ。あれは狙っている。絶対いじる客を狙っている。
そういう時に限っていつも客席に下りてくるのは私らがいる方だ。汗
ああ〜おっさん降りてきたよぉ〜泣 やめてよぉ〜こっちこないでよぉ〜。


とか思っていると、巨体の男性客がおっさんに握手を求めて押し寄せてくる
しまった、油断してたら流されてしまった。
このガキどもがぁ〜っ!これじゃあ、おっさんに近づいてしまうだろ〜が!汗
おっさんに近づいたらムラムラしてしまうじゃないか。いじりの標的にされるかもしれないじゃないかぁ〜っ!


いや、確かに私もおっさんを間近で見たいし、握手もしてみたい。
でもな、でも。近づいても絶対私は選ばれないとは思うけど、万が一ってこともあるんだぞ!


私は絶対舞台に上がらされていじられるのは嫌だっ!!!(握り拳を力強く天に掲げて)


さっそうと男共をすり抜け、逃げる私とM。
それを見ていた女性客に「どうして遠のくんですか?」と聞かれたが
「ええ、向井に近づきたくないんです」とはファンの前ではいえなかった 汗


選ばれ連れていかれた女性は冬なのにへそ出しTシャツの若い女の子
おお〜ヘソ出し誘ってるねぇ〜とか、もういじられる心配はないので余裕こいて見てる私。


おっさん、女の子の肩を抱き寄せ、再度一緒に「KIMOCHI」合唱。
そのまま女の子と曲が流れたままフェードアウト。
そして他のメンバーも一人一人舞台から消える。


うーん、あのいじり客はそのままお持ち帰りでしょうか?とか笑いながらさて帰ろうとか思っていると、
他のお客さんはまだアンコールを催促。


カシオマンがでてきて「今日のライブは終了しました」と言ってホントにライブ終了。


今回は楽しみにしていたTシャツのデザインがあまり気に入らなかったので、買わずにビールを飲みながら退散。


今回、アヒトが抜けてから始めてのザゼン
でも、新ドラムを生で聞くととても今のザゼンの音楽に合っていて、反対にアヒトのドラムじゃ物足りないのかなと思う。
今回のライブでは、まだまだ必死についていこうとしていて余裕が感じられなかったけどね。


なんか、余計な邪念が入っていてのざぜんライブ参戦。
まさかカヲルがおっさんに勝つとは夢にも思いませんでした。汗

 
でも、ザゼン自体はいつもの独自のペースで変わることなくいいライブをしていました。
だってね、「途中ダレた」とかいいながらも、2時間半やっていたライブの時間を長くは感じなかったし。

そしてね!あのね!ローディの兄ちゃんがかっこよくて笑顔がさわやかでよかったわ〜
アヒトが脱会してから、より一層暑苦しいビジュアルの中で「さわやかな風、みつけたわ♪」
という感じで食い入るようにその兄ちゃん眺めてました。笑


あ、いやいやそうじゃなくて。アルバムも早く聞きたいし、来年の5月のライブがやっぱり待ち遠しいです。


最後に、やっぱりおっさんの迫力ある声とギターには、やられまくりです。


その後、友達と別れてホテルに戻りTV観ながらお稲荷さんを頬張っていると、ふと。
「そういや、今回「自問自答」でおっさんがマイク持って歌わなかったな」と思った。


つーことで、明日は鳥肌の公演だ。
うーん、なんだか濃厚な二日間だわ。汗

上のはんにゃ〜はピアスです。
アップにすると迫力あるわ