夜中の３時に号泣する３０代。

う〜ん、４１巻って長いね。
この巻でやっと、物語の核心が垣間見られたって感じでしょうか？
今回の「ロビン過去編」はいろんな所で「泣ける」という情報を仕入れて覚悟して読んだにも関わらず
ホントに読んで泣きました　汗　しかも夜中の３時に。爆

なんかね、賢い子供のロビンがね。賢いだけに大人のいろんな事情を理解しようと我慢するんだけど
そこはやっぱり子供でしょ？我侭もいいたいし、甘えたいし、好きなことしたい。
でもできる環境じゃないの充分わかるし、だから少しでも勉強して大人に近づきたいと思う。
だけどその知識が一つの島を破滅させ、巨大な組織から追われる結果となってしまう。

そしてそれからは自分の為に命を投げ捨ててくれる人か
自分を騙して組織に売ろうとする人かで、結局は最後、孤独ばかり。

そんなことをずっとされて、いつも孤独に追いやられていたロビンにルフィが一言いうわけだよ。
「お前の口から聞いてねぇ！」「生きたいと言えっ！！」と。
そして世界組織を敵に回してまでもロビンを救おうとする麦わら一派を見て
ロビンが泣きながら言う「生きだいっ！！」

これが泣かずにいられますかっての！泣

私はこういうお決まり正統派少年漫画は自分で買ってまで読まないけど、嫌いじゃないんですよ。
打算のない主人公の一言が誰かを救うって話はあながち侮れないと思います。
だってね、ある程度大人になったらそういうの諦めるかもしれないけど、結構心の中では
こういうルフィみたいな真っ直ぐな人に救われたいと思っている人少なくないんじゃないのかな？

自分はなれないのよ、こういう人間に。だから誰かにそれを求めるのよ。
それは悪いことじゃないと思うんだけど、度が過ぎると単なる都合のいいものの考えなのよね。

だからこういう漫画って、読んで少しでもそんな救われたい自分の気持ちを軽くしてくれんじゃないかなって思います。

このロビン編を機に、一気に終盤へ入るかな？

ドラマになるということもあって、偶然見かけたので立ち読みしました「弁護士のくず」
いやぁ〜この主人公の「九頭元人」は私の理想の男性です。笑
こんな男現実に近くにいたら絶対求愛してます。

う〜ん、でもこの漫画の九頭はまんま北野武なんですけど　汗
台詞回しも顔の感じも北野武を意識して描いてるとしか考えられんな。
なんか、ひょっとして作者はこの役を北野武にやってもらいたかったんじゃなかろか？

それがトヨエツですかぁ。私はトヨエツ嫌いじゃないけど
前の太宰治といい、やっぱトヨエツだとカッコよすぎるんだよね。
北野武とはいわんから、なんかね外見でもなんでもどこか「くずれた」人にこの九頭役やってほしかったな。

内容も、ただ法廷で悪を正義がやっつける。という感じではなくて
法律事務所に来た客の相談のあれこれを、九頭が「訴える人訴えられる人」
のどちらともなく、口悪く屁理屈で一刀両断する感じ。

親の遺産の話は考えさせられたな。
私は結婚してないけどね、やっぱ結婚する人には自分の親も相手の親も大事にしてくれる人がいい
私も結婚した人の親も大事にしたいし、なによりやっぱり自分を育ててくれた親に感謝の気持ちを忘れたくない。

中にはさ、ろくでもない親もいるだろうけど
大半は親に大事にされたんじゃないのかな？それを当り前のようにしてたらいかんよ。
いつでも感謝して暮らさないと、ホント罰あたるよ。

自分が家庭を持ったらそれ以上に感謝しないと。
だって自分が家庭持てるまでに育ててくれたのは親なんだもの。
それをわからないで自分の力だと過信する人は、絶対いつか人に見放されるよ。

これ読んで耳痛い人いるんじゃないのかな？
痛くなるようなら、まだ見込みはあるけど、それすら感じなかったらもう手遅れですね。

まぁそんな人はきっと自分の子供に同じ事されますよ。

ああ、もう寝なくては（仕事朝からだった　汗）　