腹黒さの競い合い。


ジョニーデップ祭ということで、観ました「パイレーツオブカリビアン
『呪われた海賊たち』 と、『デッドマンズ・チェスト』の二本。


2本とも観た後は必ず、「いいね〜ジャック・スパロウがいかがわしくて素敵」という感想。
想像よりも、ジャック・スパロウがダメダメなインチキクサイ人間らしさでかわいかった。
もうジョニーデップだけの出演で成り立つんじゃないか?というくらい、ただただデップがよい!
ぶっちゃけちゃえば、もう内容なんてどうでもいいかもとすら言える 笑


つーか、二作品とも観て思ったのが、お調子者のジャック・スパロウに周りが振り回されるように見せかけて
結局は、ウィルとエリザベスの幸せの為にジャック・スパロウが利用される内容なんじゃねーのかなと思った。


1作目は、エリザベス救出の為にジャックが借り出されたようなもんだし(そのお返しがブラックパール号か?)
2作目なんて、エリザベスとウィルが結婚出来る為に、ジャックの羅針盤を手に入れるだなんて
そんなもん、ジャックにしてみれば迷惑極まりない話だと思うんだけどな。
で、最後は二人が生きるためにジャックを人身御供かよ 汗
愛があればなんでも許されるんだねー。


なんていってるけど、もうすでに1作目の印象が薄らいできてます 汗


1作目の方がジャックの人間臭さが、最後の最後までてんこ盛の大サービスだったけど
内容は2作目の方が好きだ。なぜなら、飽きないで観れたから。
1作目は、似たような展開が続いて先に進んでない様で、正直中だるみを感じて途中飽きちゃったんだけど
2作目は、なんか無理矢理の展開って感じが否めないけども、見せ場はたくさんあったような気がする。


つーか、エリザベスの腹黒さに笑っちゃったよ。


なんかもう、ウィルを追う為に必死になって「花嫁の幽霊」やってるとこも笑えるけど
最後の「取引」もあざとくて嫌いじゃないです。笑
「子供のケンカ」を止めようと起こした行動も、全く通じなくてよかったです。


そんで、ジャックが全然活躍できてないとこもいい
風車のケンカシーンでの、輪に入りきれてない迂闊さがかわいいし
だからといってずる賢く逃げようとしても、逃げ切れないとこも笑える。
これだけ見せ場が空回りしてる主人公だなんて、私が好きにならないわけないじゃないか!笑


そんな訳で、たぶんパート3は劇場で観るでしょう。
今度はデップのシリアス映画でも観てみようかな?


26日には、「ハンニバルライジング」観に行きます。だって「大帝の剣」こっちこねーし 泣


6月は「パイレーツ3」と「舞妓Haaaaan!!!」と「大日本人」みなきゃ
今年は何気に映画観てるな。


今なら水野晴郎と仲良くなれそうな気がする。