今月はお金が無いので借りる一方。


浦沢直樹 「21世紀少年」上巻


漫画タイトルを変えたってことは、どうあっても「20世紀少年」はあれで完結ってことにしときたいんだな。
友達が顔を見せたけど、ホントの正体はまだまだわからず。
ケンジはその正体を探るべく、子供時代のバーチャルに入り込んで過去を思い出そうとする。
なんかもうどうでもいい感じだな、早く終ってくれ。


う〜ん、これでこの漫画も下巻一冊か、中・下巻の二冊かだな。
雑誌では後4話らしいんだけど、これはやっぱ映画上映とあわせてるのかな?
たぶん映画は観ると思う。どんな人がキャラ演じるのか興味あるし、堤監督だし。


でも、「子供の頃の自分に言ってやりたい事がある」ってのは。ホント言ってやりたい事ありすぎて参る。汗



大清水さち 「TWIN SGNAL」1〜19巻


コミックガンガンだぁ〜。
内容は簡単に言うと、ロボットと人間の共存かな?
こないだ「鉄腕アトム」読んだばっかだからタイムリーだわ。


でも、この漫画は最初完全にロボットコメディなんだよね。
すげーほんわかムードだったのに、3、4巻でいきなりシリアスムードに。
絵柄はすっごいアニメチックで昔の平野耕太のよう。
最初読んでるとき「ん〜なんだかな〜」という感じだったけど
全部読み終わったら、「あれ?なんかもう一回読みたくなってきた」という引きがある作品です。


ロボットってのはやっぱ自分で手がけるだけあって、絶対服従が理想なんだけど
受け答えがないと寂しいから、そこに「感情」も与える。
そこがロボットに矛盾を作ってしまうんだよね。
人間に近ければ近いほど「考える」し、考えるということは「自分の意見を持つ」だろうし
でも、主人の命令は絶対で、そこに食い違いがあるとロボットが困惑してしまうし
人間は自分のエゴで生かすも殺すも出来て、そこに共存の難しさが起こる。


それをこの漫画は、子供の目線や、主人公シグナルの大人と子供バージョンのコミカルさで重くさせないでいる。
だから、こんな感じでロボットと楽しく暮らしたいなぁ〜と思わせてくれる漫画。


そうか、わしの持ってる漫画に足りないのはこれかぁ〜 汗 反省。