コミックレンタルを全部読破する勢いで。
最近、家の近くにコミックレンタルができた。
これはもう私に「行け」といってるようなもんじゃないか。
そして案の定行って見たら、漫画の種類がメジャーばっかで読みたい漫画が限られてた 汗
でもいい暇つぶしになるから、店員に嫌われるまで通うか。
松井 優征 「脳噛ネウロ」 1〜15巻
病院でジャンプ読んでる時、ジャンプのくせに中々興味深いドSサミットを開催していて
ほうこりゃアニメも観てるし、レンタルコミックにもあったし。
ということで、いざレンタルコミック。
絵柄は平野耕太と華倫変を足して見やすくしたような絵(なんだそら)
内容は、謎を喰う魔人ネウロが人間界で、助手(下僕ともいう)の
高校生ヤコと共に探偵事務所を開き、謎を求めていく。
まぁだからといって、謎解き漫画かというと、そうでもなく。
全編通して、ネウロがヤコにいやがらせをしていく、ということに重点を置いてる漫画だよね。
そして、読者のよい子達に「ヤコのように、蹴られても踏まれても強く、たくましく生きていくんだよ」
というメッセージを送ってるのね、きっと。汗
つーか、ネウロのヤコに対する仕打ちは、子供が好きな子に素直になれないあれだよな。
後は人の欲求のボーダー。
人は生きてる限り欲求から離れられない。
実際、メインのネウロとヤコ自身も謎や食べ物への執着には貪欲だしね。
欲求の一線を越えた時の犯人のこだわりや変貌はわかりやすくておもしろい。
そんで、ジャンプに限らず大抵の漫画は人間が魔人に立ち向い成長し、強くなっていく話が多い中
この作品は魔人が人間を掘り下げて理解し、ついでに魔界にいるよりも力が弱くなっているっつー感じなのよね。
それはさておき、私のお気に入りは
何かの例えをする時の一コマに、漫画に限らずいろんな業界の人気キャラクターらしき者達が登場すんだけど
その扱い方が明らかに悪意に満ちていて、作者の意図的なブラックな部分を感じる。笑
私は巻が進むにつれ、このコマを探すために読んでたような気さえする。汗
なんにしてもアニメでX(サイ)はギリ演れるかもしれんけど、シックスは深夜でも無理かもなあ〜。
髪の毛のあかねちゃんはいいマスコットキャラだよね。
小川 彌生 「BAROQUE」1、2巻
これも気になって買うの迷ってたら、レンタルコミックにあったので即借り。
内容は、次元の違う二つの世界の均整を保つため、神であるトランス(♂)は
選ばれし花嫁と一つにならなければならないんだけど、その選ばれし者は同性である高校生 温だった。
ていうことで、てんやわんやなわーわーゆうとります話。
トランスに仕えるピラネージ卿の振り回されっぷりにきゅんきゅんだわ♪
これはもう、ピラネージ卿の為にこれからも読みます。笑
話は序盤ながらも十分盛り上がってて続きが楽しみ。
しかし、どの漫画読んでも思うが、上に立つ者は頭が良い分どーしょうもないな 汗
森田 まさのり 「べしゃり暮らし」 1〜5巻
ドラマ化になった「ルーキーズ」じゃなく
「お笑い」という題材が気になっていたのでこっちをレンタルコミック。
内容は、人を笑わせることに命をかけてる、学校の自称爆笑王、上妻圭右が
関西から転校してきた元芸人 辻本と会い、芸人への道へ進んでいく。
お〜、お笑いなのに真面目。
これは、お笑いが好きで、笑いの深いとこに興味なかったら楽しめない漫画だよなーと思う。
(現に子供ウケが悪かったのか、ジャンプからヤンジャンに移動してる)
私が関心したのは、こういう話は深くなるにつれごまかしが利かない部分が増えていくのに
それを逃げることなく、真っ向勝負で挑んでるとこ。
何がおもしろくて何がくだらないか。
学校でおもしろいのとプロのお笑いの違い。
人を笑わせてるか、笑われてるか。
それをきちんとネタを作り、漫才を見せ、一発ギャグやボケや間
ツッコミ、すかし、乗っかりなど、まるでお笑いの基礎教科書のように作り上げている。
そして、学校でおもしろいからといって、そのおもしろさが外で通用するか。
という、素人とプロのお笑いの意識や、関西人、関西弁=おもしろい、という世間的イメージの疑問。
会場の空気感とお客さんの反応。特にこれに関しては、結構厳しく描いてるあたり
単なるお調子者の主人公が、奇跡的に芸人に伸し上がる都合のいい話ではない。
だから読んでると、ただ今の「お笑いブーム」の乗っかりではなく
本当に作者がお笑い好きで、芸人であることや人を笑わせることがいかに安易にできることではなく
だからこそ作り上げられたお笑いの魅力をよくわかっている人だなと感じた。
でもこの作品、主人公は天然で真っすぐで単純素直、それを見守る幼なじみのヒロイン
主人公の才能を見抜くその道の天才。と、人物設定は少年ジャンプっぽいのよね。
「お笑い」というより「芸人」に興味ある人は読んでておもしろいと思う。
よし、次のレンタルは「ジョジョ」制覇だ!
借りる。
河合 克敏 「とめはね!」 3巻
う〜ん、物語が進めば進むほど、やっぱ書道やりたいな〜とか思う。
なんかさ、象形文字から今に至る漢字の書き順が変わってない。とか言われたら、わくわくしちゃうよ。
とりあえず筆ペン買って、細い線書いて、丸書いて、二等辺三角形やってみっかぁ〜?
空知 英秋 「銀魂」23巻
私の麗しの近藤、出番が一コマだけだった 泣
幽霊旅館で女将の後ろに憑いてる霊を、イチイチ「TAGOSAKU」とローマ字にしてたり
その霊を餌付けしてる食べ物が、なぜか柿ピーだったり
信長、家康、光秀、秀吉の特徴を、穿いてるブリーフで表現したりしてるあたりは相変わらずわかりやすくて巧い。
霊にのりうつられた人が、お前も蝋人形にしてやろう閣下的な感じが世代だな 笑
無表情に火縄銃を使うザビエルが最高。
最後の、土方喫煙チャラヘッチャラ話は、まんまパクリだよな 汗
「おっす!おら小林くん!!」って、知らねーよ、誰だよ小林くん 笑
なんにしてもやっぱ銀魂は面白いと思う。満足。
西 義之 「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」17巻
え〜ん、もうジャンプではムヒョ連載終了しちゃったんだって〜泣
これからムヒョの過去とロージーとの繋がりが見えてきて、私的にはすげー盛り上がってたのに、なぜ?
絶対打ち切りだ。こんなに絵も話も丁寧で、次々に出てくる執行人のキャラは姿も刑の方法も楽しませてくれて
漫画としてのクオリティの高さは充分あると思うんだけどなぁ。
う〜子供ウケはしないのかな?なんにしてもショックだ。ジャンプめ!怒
そんなんだから、この巻もかなり勇み足な印象。新しいキャラもでてきたのに。泣
化け物扱いされ、心ない者達に追われ、すべてに我慢を虐げられてきた孤独な半霊ベクトールという題材は
いくらでも話を踏み込んで描くことが出来だろうに、もったいない。
ああ、次巻で最終巻か。泣 この人の次回の作品に期待。
あら樹さん、体調よくなったのね。
内容は、人間の負のエネルギーを食べる吸血鬼(ヴァムピール)は人間の死際に体を乗っ取り活動する。
そのヴァムピールに乗っ取れた少女 笙と、半分幽霊で半分人間の少年 伶を取り巻く人や人以外の話。
うーん、まだ始まったばかりで登場人物紹介とざっくりしたヴァムピールの力だけで
これから盛り上がるかなって期待できる感じ。
魔女のカンタレッラがクールで魅力的。
神尾 葉子 「キャットストリート」8巻
これ、ドラマ化すんだね。わしはなにげにドラマ化した漫画読んでるな〜。汗
最終巻。意外にあっさりおわんだね〜
つーか、読んでてどうも引っかかったのが、「すげートラウマ」というセリフ
この漫画の登場人物達は、確かに心に「ある程度の」心の傷を抱えて内に篭ってる部分があったけれども
私が見る限り「すげー」というほどのトラウマを抱えてるようには感じなかったのだが。
んじゃ、「コージ苑」の4コマの中で一日でお父さんが死に、恋人に振られ、
あげくレイプされ「それでも生きてる」とおチャラける女なんて、ひとつの「ギャグ」として片付けられてんだぞ!?
それをこの漫画はあの程度で「すげートラウマ」とか言って、私には「あれ?これはギャグがすべった?」
と、思って笑うどころか失笑だわ!一生立ち直らないで再起不能でいろ!
まぁコージ苑と少女漫画を比べるのはおかしな話ですけどね。
つくづく、私は少女漫画を読む資格ないなと感じた。汗
フォローのようですが、最後の紅葉とマント君の話はかわいかったです。
冬木るりか 「アリーズ2〜蘇る星座宮〜」 3巻
そういや前作はすでにゼウスがでてたような。
登場人物達の黒目のでかさが、だんだんと黒目だけになってきてる気がする 汗
ゼウスというと、町田ひらくの「星座の形はゼウスのセックスの体位」という話を思い出す 汗
なんか、もうダメだ私 笑
買う
ゆうきまさみ 「鉄腕バーディ」 13、14巻
僕トシちゃん25才のゴメスがかっこよろしす〜♪
幼少期に一緒に生活していた、育ての親でもある人形の召使「ヴァイオリン」を失うことにより目覚めた
バーディの潜在能力と、人形に対するトラウマ。
あの潜在能力は、今後の話の重点になるのかな?
ついに千明が獣人に関わってきたし、ゴメスとバーディが手を組みそうだしで
物語りも終盤に入ってきたかな?
今まで古本買ってたけど、追いついちゃったから、これからは新刊になるなー
レンタルコミックとか言ってるけど、今従弟から「超人ロック」借りてて
ついでにいうと、未だに「ナウシカ」読んでないんだよねー 汗
超人ロックは、なぜか読んでもページが進まないし。なぜだ?
あ。そだ。三宅乱丈の「ペット」も読んだんだ。感想はまた。