あなたが私にくれたもの 愛と元気とアホさ加減。 そして、トキメキ。


ウルフルズが活動休止した。
これはだいぶ前からトータスの行動に予兆が表れてたので、「あ〜とうとうか」という感じです。


私、実は20代前半にウルフルズのファンクラブに入ってました。
いい曲いっぱい書いてるんですよ、ウルフルズは。


溢れるほどの愛と、押し付けがましくない元気のよさと、とにかくほころんじゃうアホさ加減。
情けなくて不器用で切なくて、日々私達が身近に感じる
ありとあらゆる感情がすごくストレートに胸にぶち込まれて
それでいて、なんか許される感じで、受け止めてくれてる感じで、
ああ。なんか自分はこれでいんだなって思わせてくれる。


正にトータスは「魂揺さぶる男」で
パワフルなんだけど、シャイな部分が隠し切れないハートフルな歌声で
豪快にくだらん感情を吹き飛ばしてくれて、でも譲れないものはがっちり守ってくれてるような
とても人間くさいんだけど、嘘の無い真っ当なヒーローのような存在だ。


打ちひしがれても、手を差し伸べてくれるんだ。
信じたいけど、自信が無い自分の気持ちに迷いなく「大丈夫」といってくれて
太陽に向かって顔上げると、おどけたヒーローがそこにいて、ふいに見て笑ってしまう。


そういうあったかさがウルフルズの歌やライブにあった。


それでいて、元気とアホなだけじゃないウルフルズ


私が一番ウルフルズの曲の中で好きな「きみだけを」


もうこれ、曲が流れると鳥肌立つくらい好き過ぎる!
「やぶれかぶれ」とか「いい女」とか、トータスの不器用でシャイな部分を感じられる歌は数あれど
この歌はメロディラインといい、歌詞といい、演奏の間といい、
愛しすぎて触れられない、でも抱きしめずにはいられない衝動にかられてしまい
聴くと胸が締め付けられてのた打ち回りたくなる。


どんなに荒みまくったおばさんになった今でも、この歌の前でだけは素直で純粋な乙女に戻る。
(純粋で素直だった頃がお前にあったのかといわれると、即答できないが 汗)


この歌の最大の良さは
最後の「君が見てる夢を 叶えてあげたい 君が見てる未来に 僕は必要かい」から演奏の入るまでに一呼吸置く間。
私はあの空間にやられてしまった。あの空間は、誰も入りこめない神の領域だと思っているくらいだ。


あ〜っ!この歌の説明すると、どうしょうもないくらいテンションあがる!! 


私、この歌カラオケで選曲する男いたら、なんでもいうこと聞いてしまいそうで恐い 汗


そのくらい好きな曲に出会えた、ウルフルズの存在。
また復活したら、愛と元気とトキメキをAAP全開でよろしく。


できればまたトータスのふとももに頬擦りしたいです。