熱血とか感動とかエロスとかの年末年始。


借りる。


藤田和日郎 「月光条令」 6巻、7巻 
いや〜、5巻最後の赤ずきんちゃんがこえ〜よ〜って感じで次巻に続いたのに
これがこれが、すごく良い話に展開してもう読んで大号泣だった。
楽しく読んでくれたら、絵本側の登場人物もうれしんだよってのは、作者の気持ちも入ってるだろうな。
これは作り手のすべてに共通することだよね。これから絵本を読み始める子供にこういうことをきちんと伝えたい。
なんつーかこう、ギュッと抱き締めたくなる話だった。


変わって7巻は月光が熱かった。
周りに流され、自分の人生を悲観する「フランダースの犬」のネロを
「他人と比べて自分の価値を下げるな」と月光が言う。
周りにどう思われようが、自分の人生の善し悪しをどう受け取るかは自分次第だもんね。
うん、男だ月光。かっこよしv



樋口橘 「学園アリス」 20巻 
おいおい蜜柑の両親、お互い恋仲になった途端にすぐやるなよ 汗
あ、じゃなきゃ蜜柑産まれないんだ。じゃあしゃーねーか。



二ノ宮和子 「のだめカンタービレ」 23巻
え〜〜っ!この巻で終わりかよ〜〜〜っ!! 汗
これ、のだめが音楽と向き合う為に留学したんじゃねーの?
こんな終わり方ならわざわざ留学しなくてもよかったんじゃねーかな?
まぁでも、次描こうと思えば描ける終わり方だったから、気が向いたらまた再開して欲しい。



高橋留美子 「境界のRINNE」 1、2巻 
お〜「らんま1/2」ぶりの高橋留美子
内容は、死神みたいな主人公りんねが霊をお金で徐霊するコメディオカルト。
つまり「地獄の沙汰も金次第」ってことだな。コミカルだけど根本はシビアだ。笑
高橋留美子特有の、アホなライバルも出現して、これからって感じ。



紗村広明 「ブラッドハーレーの馬車」
うむ、不快。笑
幼女陵辱に意味を加えるとただの嫌悪感しか残らんな。
いや、加えなくても罪悪感は感じますよ 汗
って、何言ってんだ、俺 泣



浦沢直樹 「BILLY BAT」 2巻
お〜、2巻でいきなりキリスト出てきたよ。汗
いろんな場面展開で伏線広げまくって、これをどう繋げていくのかって興味はある。
浦沢はその辺が読ませるの巧いんだよなぁ〜。



末次由紀ちはやふる」 6巻
千早のあせりと、各部員の成長とかるたへの思い。
じっくり読むと、試合でのそのキャラの特徴がよくわかって面白い。
新に早く出てきて欲しいね。



尾田栄一郎 「ONE PIECE」56巻 
ボンちゃぁ〜〜〜ん!!!ううっなんて良い奴なんだ。泣
ってか、やっぱ単行本で読んでもエース編は長い 汗
う〜ん、エースがロジャーの子供だとわかっても、
実はそう見せかけてルフィなんじゃないの?って思ってしまう。
しかし、他のメンバーとは一体いつ合流できるのだろうか? 汗



樹いつみ 「ヴァムピール」 4巻
3人目のヴァムピール登場で新展開。
そうか、ヴァムピール同士の戦いになるわけか。
それにしても、笙の過去が悲しすぎる。報われるのかな?



由貴香織里 「人形宮廷楽団」 1〜3巻 
これ、まだ続きあるけど、今の時点ではおもしろい。
内容は、「ガラテイア症候群」という人が人形(ギニョール)化する奇病の世界に
主人公ルチルの奇跡の歌声で成仏させていく話。
うん、前作以上に登場人物が壊れてていいね。ギニョールもきちんと気持ち悪いし。笑
3巻で徐々に登場人物の過去がちらほらでてきたし、今後も期待。



買う。


ゆうきまさみ 「鉄腕バーディー EVOLUTION」 3巻
ビックコミックになって話がちょっと陰惨になってきてるような気がする。
結構簡単にでてくる人物死んじゃうし。
バーディーご乱心の回だったけど、あれはキレるわ。
つーか、感情の起伏もつとむとシンクロしてきてんじゃねー?



八木教広 「クレイモア」 17巻
なんか、単行本買う後とにすごい展開になってきてるような 汗
終盤に突入してきてるとはいえ、この強さレベルの上昇は一体どこまでいくんだろ?
敵なんだけど深淵がやられる姿はなんかせつない。



丸尾末広 「芋虫」
「パノラマ島奇譚」に続いて、丸尾×乱歩の第2弾。
前作以上に期待を裏切らない世界観と圧倒的な絵の美しさ。
徹底的に運に見放された絶望的なこの夫婦は、醜さとやらしさにまみれた愛欲だけが二人の明日を支えている。
人の愚かさと弱さ、そしてどのような状況に追われても必ず底にあるのは「性と生」
その罪に苛まれながらも、止める事が出来ないのも「性と生」
弱弱しく書かれた、片隅の「ユルス」がこれほどまでに重く悲しく感じるのは
視界に訴える漫画だからこそだろう。
いつか「孤島の鬼」も描いて欲しい。