哀川翔、有吉に似てんなー。
上映終了が映画観た次の日で一日遅れてたら観れないとこだった。あぶないあぶない。汗
おーっと、これは前作を見事壊してきたなー 笑
でも内容は前作の続きなんだけどね。
前作は冴えないおっさんがホントのヒーローになっていく過程をきちんと描いていて
しかも本物のゼブラーマンになるシーンはゾクゾクするほどかっこ良く(こないだTVで観た時も鳥肌たった)
お父さん世代の哀愁と切なさを一気に消し飛ばすような希望と昔憧れた正義の味方への夢のある映画であった。
ので、この前作のような期待をもって観に行った人には受けつけなかった内容だったのでないかと思う。
だって、すげー悪ふざけが過ぎた内容だったと思うから 笑
でもCGも見事だったし、アクションシーンもかっこ良かったし、俳優陣もすばらしかったのは確か。
その大掛かりな設定に魅力あるキャスティングをフルに使ってジョークかましちゃいましたって感じで
シリアスなシーンに挟み込まれた流れを止めるギャグの数々に苦笑いし
どこかボンヤリとして向かっていく先を見失ってるかのような後半に
まさかまさかのとっ散らかしぱなしの観客が混乱するラスト。
もう最後あまりの酷さに大笑いして腹痛かったよ 笑
いや、私は結構好きだった。
なんか、こっちの方がクドカン色を感じる。前作はかっこ良過ぎとさえ思っちゃうもん。
自分で書いた脚本を自分で台無しにしてるような自虐性を感じちゃうよ、クドカン 笑
でもね、あれはSFだから。なんでもありといえばなんでもありだよね。
でもやっぱ、真っ当な前作を観せといてこれじゃあ観客は置いてけぼりだよ。 汗
いやーもうバカバカしいの一言に限るね。
そんな中、私が目を見張ったのがココリコ田中の熱血人間市場。
TVでゼブラーマンを演じていた彼は決して本物にはなれなくて、奇跡を願ってもその思いは空回り。
そんな彼だけ温度があった。血が通ってた。
なんでもありのありえない世界に、ただ彼1人だけがリアルに浮き出ていた。
後、キャスティングと言えばガダルカナルタカの相原はどう見ても日村が真似する沢田研二にしか見えなかった 笑
あ、それと話題になった仲里依紗のゼブラクイーンは文句なく面白かった。
そう、冒頭のPVも凄んだ顔も高らかな笑いも私とってはセクシーな衣装を着ている面白いクイーンであったのだ。
(Mステに出たときも体はって面白くしてんなと思ったもん)
これはバカにしてんじゃなく、仲里依紗が注目を浴びたのは、セクシーで過激な衣装を着てたからじゃなく
この映画の演出要望に誠意をもってきちんと答えた結果、その魅力を最大に発揮したんだろうなと思ったの。
だから、とても彼女は面白かった。うん。
そういや「岸田美穂」はウンパルンパかと思った。 汗
気晴らしに丁度よい映画であった。
観終わって帰ろうとしたら、オードリーが「ヒックとドラゴン」の映画宣伝をしていた。
お。と思ってよく観たらすげー映像ブレてて、いきなり乱視悪化したのかと思ったら
3D対応のスクリーンで予告してました 汗
「トゥース」が飛び出てきたら、おもしろいのになぁ。
帰りクレープ食べながら帰りました。