ホントは「キャーッ」って言いたいだけかもしれない。

先日、朝出勤して職場のシャッターを開けようとしたら、
同僚Aさんが「玄関外のライトにクモの巣ありますね」と言ってきたので


私 「ホント?じゃあ取らなきゃ。ホウキはクモの巣ついたら中々とれないから、棒で取ろう」
と言いいながら棒もって上を見たら






 ・・・・・思わず手が止まった 汗




デカイ、クモデカイ 泣



どのくらいデカイと言うと





 このくらいデカイ 汗




ちょっ、いくらなんでもこの大きさは私ダメかも?
下手にクモ刺激してこっちに向かってきたら堪らんなーとか思ってたら
同僚Aさん 「いいですよ、いつも○●(私)さんに色々して貰ってるので、今回私が玄関掃除の時に取ります」
と言ってくれたので、甘える事にして取り合えず職場の中に入った。



そして「いやーそれにしてもあのクモでかいねー」と言いながら室内を掃除してると
警備員のおじさんを発見!これはいいとこに来たと思い。


 すいません


 あの外のクモの巣取ってもらえませんか?


 クモがこのくらい大きくて、恐いんです。


とお願いしたら「あーはいはいわかりました」とOKサインをしてくれたので


 やった!警備員さんクモの巣取ってくれるって!!



と同僚Aさんと胸をなでおろしながら喜んでいたら、もう1人の同僚Bさんが入ってきたので
皆で「玄関外のライトに大きいクモいてさー」
 「もう、このくらい大きさがあってー」
「えーマジでーこわーい」という話から


「夜のクモは泥棒が来るから殺してもいいけど、朝のクモは神の使いだから殺さない方がいい」と、迷信の話になり


私 「私、以外と迷信信じるから朝のクモは殺さないで外に逃がすんですよ」


同僚Bさん 「私もそうだなぁ、そういえば警備員さん、クモどうするつもりなんだろう?」


あ〜そうだ、警備員さんクモの巣取ってくれたかな?そろそろ玄関の掃除しなきゃ。
と、どうなってるか窓から外を覗いたら、ライトにクモの巣がなくなっていたので
「よかった〜警備員さんすぐ取ってくれたんだね〜」と同僚Aさんが玄関へ掃除に向かった。
その後を「どの辺にクモの巣あったの?」と言いながら同僚Bさんがついて行くのを見て
ふと、さっきの迷信を思い出して嫌な予感がしたので



 あ。ちょ、ちょっと待ってあのね・・・



と追いかけていくと、同僚Aさんが「はい?」と私を見ながら玄関外の泥払いマットを持ち上げていると


マットからコロンと黒くて丸いモノが落ちた。



 も、もしやそれは・・・!?



 このくらいデカイ、クモでした。 汗


私がそう言った瞬間、同僚さん2人が「きゃぁぁ〜〜っ!!」と叫びながら猛スピードで玄関から逃げた。汗




 ・・・・・お前ら、私とクモ残して逃げてんじゃねーよ。 泣


 しかも生きてるっ!やっぱ警備員さんクモ殺さなかったんだっ! 



そしてクモが動き出し、こっちに向かって来てくるので



 ちょ、ちょっと待て。おいクモ、待たんかっ! 怒



ヤバイ、このままじゃクモが職場の中に入ってくるじゃないか。 大汗
私はとっさに傍にあったホウキを持ち、もう足の1本が中に入ってきているクモを



 させるかぁ〜〜〜〜っ!! 勢


と、怒りに任せホウキでクモをスコーンと打った。


 あっ!ちがぁーう!!クモ、そっちに向かっていっちゃいかーん!


打ったクモは、逃げていた同僚Bさんの方へコロコロ勢い良く転がっていった。 汗
「キャーッ!イヤーッ!!」と同僚Bさんがパニック状態で叫びながら逃げていたら
得意先の職場の女性がやってきて「どうしたんですか?何かありました?」と怪訝そうな顔で尋ねてきた。


私 「あ、すいませんお騒がせして。いや、クモがあまりにも大きかったんで退治してたんです」
ええ、そりゃあもう



 このくらい、大きいクモでした。


と、言ったら。得意先さんは見てもいないのに
「きゃぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!!!」
と叫び、同僚Bさんと一緒にパニック状態に陥っていた。



 ・・・・おいおい、あんたクモ見てねーじゃん 汗


そんなこんなしてる内にクモがどっかに逃げていなくなった。
まぁ消えたの外だし、クモも自分の巣壊されたり、飛ばされたり、周りがうるさかったりで
もう玄関の傍にはこないんじゃない?と、パニックになってる2人をなだめていると


同僚Aさん 「クモ、あんなところにいたんですねー。びっくりです」


と、同僚Aさんが私の後ろから顔を出して話してきた。
あれ?さっき玄関外に居たあんたがなんで私の後ろにいんだよっ!? 汗


・・・・・・つーか。



 「今回、私がクモ取りますね」と言った奴が一目散に逃げてんじゃねーよっ! 怒



いや、なんだかんだと結局逃げずにやってしまう私が悪いんだな。きっと。 泣



 あーやれやれ。仕事これからかよ。もう帰りたい。 疲





うーん、しかし、私の腕逞しいな 汗