誰もが畑正憲になれる訳ではない。というお話。

私は北海道に住んでいます。
北海道は大自然に囲まれ、普段の生活の中でも動物に触れ合うことができます。


私も先日、野生の鹿と触れ合う機会がありました。


野生の動物はとても用心深いはずなのですが
その鹿は人馴れしているのか人間を見ても特におびえることなく
軽快な足取りで私に近づいてきました。


私は、そんな警戒心の無い無邪気な鹿に
誰しも人生の中で一度は訪れる「ムツゴロウ願望」が芽生え、すっかり鹿に気を許してしまいました。


しかし、それは油断を招いた結果でもあったのです。


警戒心が無くても、そこは鹿もやはり動物。
自分の体の大きさなど関係なく、鹿は力の加減もわからずに全体重をかけて私に戯れてきたのです。


ムツゴロウさんだって、動物とのスキンシップ中にケガを負う事がある
その事に気付いても時すでに遅く、鹿と戯れた私の体は見るも無惨な姿に成り果てていたのです。












あ、正解にいうと鹿と戯れたのは私、の親、の車です。



そして、人はそれを「接触事故」と言ってます。



鹿って日中あまり国道に出てこないから、正直すごい油断してました。 汗
でも、スピード緩めてたし(運転は私ではないけど)車も角を擦った程度で終わりました。
これがスピードでてる状態で真正面にぶつかってたら
車は廃車、私達も大怪我か瀕死状態になっていたかもしれないです。
そう思ったら大惨事にならなかった分、運がよかったと思っています。


そしてそれが原因かどうかわからないんですが
その数日後に腰を痛めてしまいまして、今週ずっと病院通いしていました 汗
初めは背筋伸ばせなくてずっとくの字で動いてる状態でしたが、
今は普通に背筋も伸ばせるし、だいぶ楽になって回復してきましたv
家族は皆何事も無く無事です。何よりそれが1番よかったと心底思ってます。


今回、鹿にぶつかっても大事にならなかったのですが
鹿、TVで観るより実物は遥かに大きいし雄の角も立派です。
なので「野生の鹿だ〜きゃ〜かわい〜」といって安易に近づいて餌とかあげたりしないで下さい。
ものすごく危険です。


つーこって、「誰もが畑正憲になれる訳ではない話」改め
「ホントは恐い鹿の話」でした。


皆さんも道中気を付けて運転してください。