暴陰で暴淫な暴読

久々に漫画の話ですが
友達のMネェは今まで自分で買った漫画を売ったり捨てたりしたことないので
本に埋もれた生活をしている。
ホントは雑誌も手離したくないらしいのだが


Mネェ、それはさすがに床抜けるよ 汗


私は簡単に漫画を手離すけど
これから先、ずっと手元に置いておく漫画はどれだろなーと考え
北斗の拳」「キャッツアイ」「究極超人あ〜る」は殿堂入りとして
手に入れるのが結構大変だったのは丸尾末広
何度も読み返すのはつげ義春三家本礼山本直樹
一度手放したにも関わらず、再度購入した
のが「バオー来訪者
イムリ」も長編になりそうだけど続きが気になるもんなぁ
うん、意外とあるな。


でも、この年齢になって改めて手元に置いときたい漫画は
断然「月光の囁き」だな。


月光の囁き」はホントに素晴らしい作品で
中学生という、思春期の純粋な残酷さで
互いを傷つけ合う主人公とヒロインが
その痛みに、切なさと歪んだ恍惚を抱きながら
互いの魂を二人の世界に閉じ込めてしまう
拙さと不健全な危うい煌めき
その心情がとても丁寧に描かれていて、何度読んでも私の胸を打つ。


これはもう「焦がれ」だ「望み」だ。
(主人公、ヒロインの靴下咥えたり、他の男に抱かれてる音聞いて勃起してっけど)
私にとっての「人生の聖書」だ。
(ヒロインその主人公の勃起踏みつけたり針刺したりしてっけど)


しかし、実写映画は糞だったなー 泣
「死ね」と言われて安易に命投げようとするとか、安いんだよ
従順になりきらないからこそ、命の主導権を握りたくなるんじゃないか。
この映画にどこにも変態SM青春群像劇はなかったね。
俳優陣がよかっただけに勿体無い。


つーこって、こういう漫画を聖書とか言ってるおばさんの
最近買ったお薦め漫画感想



テラフォーマーズ」 1〜2巻 
内容は、火星に住めるように色々考えた結果
とりあえず苔とゴキブリ放ってみようぜってやってみたら
数百年後にゴキブリが人間化してこれがちょー強いんですけどっーっ!
って、どないする?とゴキブリ対策考えて
もうこの際人間も昆虫化してゴキブリに挑んじゃおうぜ
と、昆虫化するバグズ手術して火星に行ってみる話。


うお〜〜っ!ひっさびさに漫画読んで
色んな意味で震えて燃えたぁ〜っ!! 興奮
とりあえず、火星で進化したゴキんちゅ(人型ゴキブリ)が強すぎ 笑
しかもゴキんちゅのデザインがまた不快で不気味で秀逸。
そんなゴキんちゅにバンバン人が殺られてゴミのように死んでいき
特に一巻の絶望感はホラー並みの戦慄と恐怖心を読者に植え付け
ますますゴキブリに嫌悪感抱くこと間違い無し! 笑
昆虫化する人間のデザインも文句なしでカッコいいし、
バトル描写も迫力あって見応え充分!
かなり次の巻が待ち遠しいです。


待ち遠しいといえば、
進撃の巨人」の新刊も最後かなり続きを煽られたなー
どれもこれも政府の陰謀か?


ちなみに「テラフォーマーズ」を同僚さんに貸したら
「最近○●(私)さんの持ってる漫画、こんなんばっかだね」と言われた。汗


うんそーだよーでもまだこれは人に貸せるレベルの漫画だよー
だって誰も持ってないんだものー
自分で買わなきゃ読めないじゃんかー 泣


そうして脳内メタボリックになるのです。
つーか、人生が偏ってた 死



キカナイト」で「芸能界のマジな夢は?」に
「先輩になっても小バカにされるような立場でいたい」と言った日村
もうチョーーカッコ良いんですどーーーっ!! 惚