愚直。

そんな訳で、結局友達MとMネェを道連れにして、二時間かけて映画を観に行って来ました。
(と思ったでしょ?)



中学生円山


内容は、思春期中学生円山くんが妄想に勤しんだり、団地の住人と交流したり、皆に見守られて届いたりする話。


ん〜、クドカンの映画はいつも感想に困るなぁ 汗


なんか、もっと下ネタ全開な内容なのかと思ったら、以外と普通だった。私が麻痺してんのか?
エロ妄想ばかりしてた男子が、エロを交えない普通の妄想にすぐ切り替わるもんなのか?
OPが「ウンババ」だっただけに、もっと弾けたエロ暴走を観たかったなー。なんならがっつりR指定にして。
そしたら、胸はってバカ映画として推薦できるのに。
でも、R指定のエロにしたら、十代の俳優さん使えなくなるからあれが限界か  汗


中学生円山、お尻ツルツルで、幼さがあってかわいかったなー 笑
素朴で冴えない感じが、80年代のちょっとエッチな青春ドラマの主人公みたいな懐かしさがあった。最近の若手俳優は初めから(見た目が)洗練され過ぎて面白味がないんだよねー。
って、この子「11人もいる!」の四郎役の子か!?おっきくなったねーわからんかった!

ヒロインも、オサゲ姿があんなに可愛いなんて、ホント人は色々と不平等だなぁーって思う。 笑
そうだ、ブリッジの求愛ダンスは妄想の中で一番エロくてよかった。


あと、遠藤賢司のギター演奏がカッコ良すぎて参った。危うく惚れそうだったけど、歌詞が何言ってるかわかんなかったから、かろうじて耐えた。でも、その後の「よかろう」で撃ち抜かれた 汗
円山妹、あの年齢でじいさんの良さがわかるなんて、中々見る目あるな。渋い。


韓流好きの円山母さん、非日常が突然向こうからやって来ちゃって周り見えなくなっちゃう突っ走り感、円山少年の母だなぁ。
血は争えないとか遺伝子とか感じながら、韓流スターがフジモンにしか見えないなとぼんやり思ってたら、Mもそう思っていたらしい 笑
円山父さんは、限りなくやさしい。日常でちょっとのエロを嗜みながら、平凡を当たり前にきちんと過ごす正義のヒーローに恥じない父さんだった。フルーツ好きに悪い人はいないのか?


円山少年も妹も、「いい子だな」と思わせる振る舞いが何気ない場面に映されていたな。初めから終わりまで、円山家自体はとても平和で暖かかった。


そんな円山家を余所に、正しくありたい下井は正義のヒーローになれなかった。
集団のなかで破綻していく「正義感」が、他者と自分自身を追い詰める。
人それぞれの正しさが有る限り、一方的な正義は疎ましさを産むだけで
人と関われば関わるほど、何が正しいことなのかわからなくなってくる。
それでも下井は、自分の思う正しさを貫こうとした。
一線を越えても。
それはひょっとしたら、下井にとって生きていく糧だったのかもしれない。


「考え ない大人になるくらいなら、死ぬまで中学生でいる べきだ!」


これって、円山少年に言ったようで、自分への戒めかもしんないよね。よくわからんけど。 汗


つーかさ、下井が円山家に送ったDVDあれ、いいのかぁ? 笑
あれが許されるなら、草なぎはもうこれを機にお酒解禁してもいんじゃねーの? 汗
クドカン、貴方はイケナイ人だ 笑


そうそう、おっさんの音楽すごいカッコよかったー!
テレビで聞いた「円山♪」は、劇中で場面展開とかに使われてんのかなと勝手に思ってたんだけど、違った 泣
それでも、向井ファンがニヤリと楽しめる曲作りで、来た甲斐あったよ。おっさん満喫♪


そんなこと言ってるが、ザゼンの対バン感想はいつ完成すんだろ 汗
まぁ、ザゼンライブの感想も五ヶ月くらい置いたからまだ大丈夫か。


そんな私の頭の中は、現在「潮騒のメモリー」がベビロテしてます 汗